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さえない大学生です

huaweiは安全なのだろうか?

3月にファーウェイのp40シリーズの最新端末が発売されるという事で非常に楽しみですが、ここでファーウェイの安全性、アメリカの制裁の真意について個人的な意見を交えて整理していこうと思います。

 事の流れ

2019年5月にアメリカはファーウェイのをエンティティリストに登録し、アメリカ企業との取引は困難なものになりました。そして、その影響を緩和させるために猶予期間を設けたわけですが、それが伸びに伸びて今回は四回目の延長で5月15日までとなりました。

中国

中国は都市部に限ってですがQR決済5Gの導入など5年先の日本ともいわれています。そして、資金も潤沢にあり人件費も他国と比べると安く、安価で製品を作ることができます。中国製品といわれると価格は安くても低品質でなイメージがあり、安かろう悪かろうといわれていますが今では技術力が格段に成長し安く、高品質なものを作れるようになりました。まさに昔の日本のようですね。

アメリカと中国

まず、アメリカが中国に制裁を加える理由としては、安全保障上の問題が主に挙げられています。中国には国家情報法という法律があり中国政府が企業に情報の提供を求められたら、おとなしく渡さないといけないのです。とくにファーウェイの創設者のメンバーには人民解放軍の幹部がいたために政府との癒着が強いと考えられることからマークされているのだと思います。

 このほかに考えられる理由としては、appleの世界シェアがファーウェイに奪われたこと、アメリカの貿易赤字、5Gの覇権争い、事実上の独裁国家が世界一の国力を持つことへの危機感、等々が考えられます。

アメリカは世界のリーダー的存在として地球の秩序を守ってきていたわけですから、中国という独裁国家が力をつけるとどんなことが起きるかわからないため、それを阻止すべくアメリカは中国に経済制裁を科しているのでしょう。

猶予期間の延長

しかし、これほどまでに警戒されているにもかかわらず猶予期間の延長が続いているのにはアメリカは中国に依存しなくてはならない理由があるのです。アメリカの地方の通信設備にファーウェイの通信機器が使われているためそれをアメリカ背のものへと移行させる必要があるのですが、すべてが完了するには膨大な費用と時間が要されますし、通信網の混乱を避けるためにも慎重に行わなければなりません。

 また、iphoneのようにアメリカの製品の多くは中国で製造されているものが多いようにアメリカは中国に依存している面があります。アメリカと中国は持ちつ持たれつの関係にあるため、中国に経済制裁を加えたのはいいものの自国にも経済的打撃を受けることになります。中国という大きな市場を失ってしまうのも米企業側としても喜ばしいことではないでしょう。

アメリカは一番じゃなきゃ

アメリカは技術力、軍事力でトップクラスであるため世界を仕切る力を持っており、国もまともな思想を持っているため安心して頼ることができますが、もし中国が世界トップの世界線だったら怖いですよね笑。でも、いずれ現実になるかもしれません。

 

無駄な心配か

アメリカが制裁を加えだすと日本でもファーウェイの端末を使ったら個人情報が抜かれるんじゃないかと心配になります。しかし、アメリカをはじめファーウェイ良く思わない人たちが血眼になって怪しいチップが入っていないか調査をしていますが今のところ決定的な証拠は見つかっていません。一部報道機関で怪しいチップが見つかったという報道がされていましたが具体的な証拠のないもので、でっち上げの可能性が高いでしょう。ファーウェイはスマホの世界シェアが世界一なわけですから、そんな小賢しいことをしてばれたら世界のIT産業界から追放されるでしょう。役に立つかわからないような情報のためにリスクを冒すようなことはしないと思います。

それでも、やっぱり心配だわと思って、すべての中国製品、アプリとの関係を断とうと思ってもそれは非常に困難でしょう。もし、知人の誰かがファーウェイ製品を使っていたらそこから自分の情報を抜き取るのが可能ですし、JKたちの間で人気のアプリTik Tokも中国のものです。paypayもalipayのシステムを利用しています。5Gが導入されるとその基地局はファーウェイ製かもしれません。

 国を挙げて排除すれば何とかなるかもしれませんが個人ではどうすることもできない問題ですので、心配するだけ無駄なのではないでしょうか。