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さえない大学生です

失態 【就活】

やらかした・・・

 

 私はその日、インターン先のA社に向かっていた。

企業への訪問も回数を重ねていくうちに、慣れてきて気張りすぎづに参加できるようになってきたと思っていた。

 

その矢先

 

私における就活には慣れだなんて言葉は存在しないことを思い知った。

 

経緯

 

インターンに向かう途中の電車内では、企業への質問を軽く考えるくらいで特にすることがなかった。

そこで、本が好きな私は、A社近くに本屋がないかグーグルマップで探すことにした。

 

ヒットしたのは駅から2.3kmほど離れた本屋だった。

そこは、A社とは反対方向にあった。

 

それから、私はスマホをしまい目的の駅に着くまで10分ほど電車に揺られた。

 

 

ここまで、読んで嫌な予感がするだろう。

 

そう、駅を出てグーグルマップを開き何の迷いもなく本屋へと歩みを進めていった。

 

本当に馬鹿だと思う。

 

なんの疑いもなく本屋についた。

 

しかし、疑うことを知らない私は焦ることもなく

「へー、A社の近くにも本屋あるじゃん」。

なんて思っていた。

 

本屋があるだけでA社はないのにね

 

 

会社が見当たらないと気が付くまで約5分。その間私はあるはずもないA社を求め、周囲を散策していた。

 

そして、わたしはもう一度マップを見直した。

 

戦慄した。

 

血の気が引いたとともに、0.2秒で時間を確認し、

5秒で正しい企業住所を検索した。

 

そして、考える暇もなく全速力で走りだした。

 

走りながら一度冷静になり考えた。

 

現在、開始時刻の15分前

駅までが2.3km

駅から会社までが1.3km

 

間に合わねぇ!

 

まず先に先方へ連絡しなきゃ!

 

走るのをやめスマホで遅れる旨を伝え謝罪した。息も絶え絶えでよっぽど焦っていることが伝わったことだろう。

「お気をつけて起こし下さい」と言われたことしか覚えていない。

 

そして、また走り出した。

似合わないスーツ姿で走る姿は滑稽なものだったと思う。

 

日頃の運動不足と走ることなど全く考慮されていない革靴によりそんな早くはなかったと思うけど精いっぱい走った。

 

やっとのことで駅につき、タクシーを拾った。

貧乏大学生の私がタクシーを使うなんて思ってもいなかった。

 

開始時刻より5分遅れて到着した。

 

まず担当の方に遅れたことを謝罪した。

 

会社の方には快く迎えていただき、普通にインターンを進めていただけた。

 

教訓

普段からおっちょこちょいで不器用な私。

 

就活とか真剣に取り組むべき時に余裕ができるなんてことはないんだなと思った。

これからは気を抜かない、油断しないを心がける。

 

何か行動に移すときは逐一確認した方がいいなと思った。

効率は悪いかもしれないけど確実にこなしていきたい。

 

今回はこんな感じだったけど、

私は結構慎重なタイプで今日も20分くらい前につく予定だった。

もし、これが10分前につくようにしていたら大遅刻だった。

それを思うと早めに行動をしていたのは良かった点だと思う。

 

社会に出れば遅刻なんて許されないことはわかっている。

今回の学びを生かして社会に出たときには遅刻をしないようにします。